通信品質を保証する広帯域多地点間接続制御方式
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概要
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広帯域通信の多地点間通信における経路選択と呼受付制御の組み合わせの手法について述べる。既に提案した高度INを用いる広帯域多地点間接続制御方式を詳細化した。本方式は、1対1通信に比べ大きな伝送路容量を使う多地点間通信と広帯域通信で多く使われるプログラムの特性を利用したものである。これにより、帯域確保に必要な費用を減らし伝送路容量を効率的に使うことができて、呼損を減らし多くの呼を疎通させることができる。発呼から接続までの短い時間に経路選択と受付制御を行えるので実時間通信に適する。広帯域通信の進展とともに、多地点間接続が広く使われ、適切なQoS制御により様々で大量の情報を送るサービスが増大することが予想されるが、本方式はこれらのサービスの経済的な実現に寄与する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-04-09