相関関数ベースの方位マップ生成モデルの数学的解析
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概要
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Millerの提案した相関関数ベースの方位マップ生成モデルを考察し、そのマップ生成を数学的に解析する。このモデルに対してフーリエ変換を適用し、このモデルが次の性質を持っていることを示す。(1)方位選択性を持つ受容野が形成される。(2)皮質上で最適方位が滑らかに配置され、方位コラムが形成される。(3)皮質上での最適方位に関する周期性は本質的に現れない。(4)位相に関する周期性は現れる。(5)特異点は皮質上のランダムな位置に現れる。これらの解析結果の妥当性を計算機シミュレーションによって確認する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-06-21