遠隔医療と電子カルテ(<小特集>明るい社会を築く暗号 : 暗号は社会を変革する)
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概要
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遠隔医療や電子カルテは厚生省の通知を契機に開発が加速されつつある.また介護保険の導入によりヘルスケアの連携が進み, 施設認証を含めた役割別アクセスコントロールや, 原本性の確保が重要になってきている.暗号技術は情報の流通を妨げる技術ではなく, 情報を有効活用するための技術である.(財)医療情報システム開発センターではセキュリティ技術の一つとしてICカードを利用したセキュア通信プロトコルであるISCLを規格化し, 複数の遠隔医療モデルで実証実験を行っている.カルテの電子保存は真正性, 見読性, 保存性の担保が必要で暗号技術が不可欠である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-02-25
著者
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