立体三次元映像表示 : 自由で, インタラクティブな観察を目指して
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概要
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一般に立体映像には, 左右眼に左右映像を分割投影する眼鏡が必要であったり, 眼鏡が不要なシステム(autostereoscopic)においても, 顔の位置や姿勢が限定されたりして, 不自由な観察を強いられる.一方, 見るものが本当にあるように三次元視空間が再現されているのであれば, 観察位置(視点)を変えて見るという操作性(Interactive)が確保され, その視点に応じた像が見えなければならない.近年, より自由でインタラクティブに観察可能な立体・三次元映像の表示方法が研究開発されつつある.本稿は従来の羅列・網羅的説明を避けて, 理想システムから体系的に概観することを心がけた.
- 2002-01-01