高性能逆浸透複合膜 : 複合膜形成と超純水製造分野への応用 (<特集> ミクロを創る 3.有機物-1)
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概要
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逆浸透膜は酢酸セルロース膜に代表される非対称膜から合成高分子を用いた複合膜へと技術的に進歩し,性能向上が図られてきた.逆浸透膜の用途展開は,当初,海水淡水化やかん水淡水化などの脱塩分野で発展したが,現在では,廃水処理,超純水製造,食品分野などへ広く展開されている.この技術的進歩の背景には膜素材の選択のみならず,超薄膜形成技術の進歩が重要な位置を占めている.実用的な逆浸透膜の製造に用いられている超薄膜形成技術について概説する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-11-25
著者
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