遺伝的アルゴリズムを併用した2値論理関数の3層ニューラルネットワークモデルによる実現
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概要
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ニューラルネットワークモデルで2値論理関数を実現する問題は, 既に種々の方法が提案されている.本論文では, はじめて入力層と出力層からなるネットワークを構成し, 必要な隠れ素子を順次追加していく構築法を提案する.隠れ素子間の結合はなく実現されるネットワークはショートカット結合をもつ3層型となる.各素子の探索は遺伝的アルゴリズムとパーセプトロン学習法を適用して行われる.提案された構築法は, N-パリティ問題について, Cascade-Correlation及びEvolutionary Growth Perceptronsなどの構築法と比較され, 必用な素子数, 結合結線数について良好な結果を得ることが示される.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-12-15
著者
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