オプティカルフローを用いたキーボード上の手の動的分析(動画像処理論文特集)
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概要
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手の動きを分析する方法は, カラーマークを付ける方法やモデル推定をする方法がある.本研究では, キーボード上の手の動きを抽出分析するためにキーボード上のキートップのモデル化とキートップ間のモデルを提案する.キーボードの操作は, タイピングソフトを使って正確で早くタイプすることを習熟できる.本研究では, タイピングソフトの習熟判定に使われているタイプ結果のデータでなく, タイピング中の手の動きのデータを分析するモデルである.実験ではタイピング中の動きをビデオに取り込み, そのビデオを時空間画像としてコンピュータに取り込む, その時空間画像からタイピング作業中の手や指の動きを分析する.分析にはオプティカルフローを使うことより手の動作を把握する.また, キーボードのキートップをタイピング分析の単位とする分析が, 計算処理の最小化と高速化および簡易なデータ処理ができることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-08-25
著者
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