バンドベース型Peano走査を用いた誤差拡散法
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概要
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擬似中間調処理は多階調画像を2値出力のプリンタを用いて出力する上で重要な処理である. 代表的な擬似中間調表現手法の一つに誤差拡散法があるが, テスタ走査を用いて誤差拡散法を適用した場合, 画素値が一定値の領域や低濃度の領域等において不自然なテクスチャを生じることがある. この不自然なテクスチャを低減する目的で, これまでにPeano走査を用いて誤差拡散法を適用する手法が提案されている. しかしながら, Peano走査を用いる場合, 必ずしも画像の上部から下部へ走査しないため, メモリコストが大きくなるという欠点があった. そこで, 本論文では従来法の欠点であったメモリコストを低減し, かつ良好な画質をもつ出力画像を得ることを目的にして, バンドベース型Peano走査を用いた誤差拡散法を提案する. また, 評価実験とその結果について述べ, 本手法を用いた場合, 4ラインのバンド単位の処理で一般化Peano走査を用いた場合と同様の画質が得られることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-10-25
著者
-
斎藤 雅行
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
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斉藤 雅行
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
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齋藤 雅行
三菱電機株式会社
-
田村 正司
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
-
寺田 和人
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
田村 正司
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
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