粒状海底堆積物の骨格体積弾性率の周波数依存性(水中音響)

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概要

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Biot-Stollモデルを用いて、海底砂のような粒状海底堆積物中の音波伝搬特性を解析する上で、骨格体積弾性率は極めて重要なパラメータの1つである。本研究では、まず真空、空気および水で満たされたガラスビーズおよび海岸砂の縦波および横波音速の測定値より、各骨格体積弾性率を求めた。その結果、水で飽和された試料の骨格体積弾性率の値は10^9Paで、空気で飽和された場合の約10倍であった。次に粒子間間隙に存在する流体の弾性を考慮するために、間隙スティフネスモデルを用いて骨格体積弾性率の周波数依存性および音速分散データの結果を説明できることを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
2005-08-16

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