モバイル・コンテンツの市場構造 : 日本市場の特徴と次世代ビジネス(モバイルのためのマルチメディア処理・符号化(モバイルコンテンツ, コンテンツセキュリティ, モバイルメディア処理))
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概要
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本報告では携帯電話におけるコンテンツ配信のビジネスモデルと市場構造を概観し、その上でコンテンツ配信ビジネスの将来について考察する。1999年のNTTドコモによるi-modeサービスの開始以来日本ではモバイル・コンテンツの市場が急速に立ち上がったが、欧州では比較的遅かった。これは市場構造の違いによるものと言える。即ち、日本では電話会社が携帯電話市場のリーダーシップを握っているのに対して、欧州では電話会社、インフラ及び端末メーカーとコンテンツ・プロバイダの3者が鼎立しているという違いである。コンテンツ・ビジネスの次に出現する新しいビジネスはどのようなもので、その市場においてもこのような構造の違いが影響するであろうか?それを展望する手がかりはコンピュータ産業の発展の歴史から得ることができる。なぜならモバイル・コンテンツ・ビジネスの土台である携帯電話は「モバイル・コンピュータ」と呼ぶべきものであり、大型計算機、ミニコンピュータ、PCと発達して来た流れの次に位置するものであるからである。
- 2005-06-30
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