リング型ネットワークにおけるハイブリッド同期の動作について(その2) : 系の位相安定点の存否とPLL特性の関係
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概要
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リング型ネットワークを広域網にクロック同期させるときに,従属と相互のハイブリッド同期を使用した場合について考察した。広域網に同時に複数箇所で従属同期するとともに,リング網のなかではそれぞれ前段の同期回路の出力に同期する。同期回路には2入力PLLを使用した。位相比較特性に正弦状および一般化された三角状を用い,二つの入力のループ・ゲインに関係により系の位相安定状態が存在するための十分条件を求めた。まず,完全積分器であるループ・フィルタを持つ無定位型PLLの場合を示し,さらに無定位型の場合の違いを求めた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-01-28
著者
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