ATMインターネットにおけるコネクションレス通信実現法の評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ATM-LANを相互接続したいわゆるATMインターネットにおけるコネクションレス通信(クラスDサービス, データグラム配送)送の評価を行っている。コネクションレス通信においてもATMコネクションのシームレス性を積極的に利用することで、エンドーエンドでのコネクション(ATMレイヤ)の終端点の少ない高速なデータグラム配送を実現することができる。着端末へのデータグラムの配送は着端末の属するATM-LANのコネクションレスサーバ(CLS)が行う。発端末から、着端末の属するATM-LANのCLSへは終端点のないATMコネクションが提供されており、このATMコネクションを用いて発端末から目的のCLSへ直接データグラムが配送される。提案している方法は、収容端末数が2^23>(【similar or equal】10^7)程度までの規模のATMインターネットに適用可能である。さらに、提案アーキテクチャのATMインターネットを階層構成(2階層)にすることで、現在のInternetの収容端末数(最大で2^32>)程度の大規模ネットワークでも、ATMコネクションの終端点数が最大3ですベての端末間のコネクションレス通信を提供することができる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-01-28
著者
関連論文
- UPC/NPCを利用した輻輳制御方式の検討
- ATMインターネットにおけるコネクションレス通信実現法の評価
- ATM網におけるインターネットワーキングに関する検討
- ATMインターネットにおけるデータグラム配送法
- ATMネットワークにおける既存LANの収容方法-ATM ForumにおけるLAN Emulation SWGの活動-