プロトコルモニタ型階層管理方式の提案と実装
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
従来、階層管理を実現するためには、ドメインマネージャ(DM)上にエージェントを実装し、管理情報をDM内のデータストレージから取得して統合マネージャ(MOM)に提供する方式がとられていた。ところが、この方式では、管理情報の取得方法がDMの実装に依存するため、階層管理アーキテクチャに取り込めるDMの種類に制限が生じた。本稿では、TCP/IPネットワークで、DMと被管理装置がやりとりするSNMPとICMPのパケットがら必要な管理情報を抽出してMOMに提供することにより、DMの種類に依存せずに階層管理を実現できる「プロトコルモニタ型階層管理方式」を提案する。プロトタイプを作成し、提案方式の実用性を評価した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-06-04
著者
-
井上 優
Ntt東日本研究開発センタ
-
池田 和広
Ntt西日本研究開発センタ
-
池原 啓介
Ntt西日本研究開発センタ
-
本村 公太
NTT西日本研究開発センタ
-
井上 優寥
NTT東日本会社移行本部研究開発センタ
関連論文
- プロトコルモニタ型階層管理方式とその実装法の提案
- B-14-8 プロトコルモニタ型階層管理方式におけるIPアドレス重複問題の解決
- プロトコルモニタ型階層管理方式の提案と実装
- マルチベンダ管理装置の統合管理方式の提案
- 階層型統合管理システムの開発--複数のNMSで管理される大規模ネットワークの一元管理