集合住宅環境において高速電力線通信により発生する電磁界に関する一考察(通信EMC/一般)
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概要
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MHz帯を利用する高速電力線通信(PLC)については,その利便性,経済性から注目が集まってきている。本稿では,集合住宅タイプの建物においてPLCモデムを利用した時に発生する電磁界の測定を行った。加えて,建物によるシールド効果及び,PLCによる電磁界が短波ラジオ放送に与える影響について検証を行った。その結果,建物壁面から1m離れた地点での電界強度は環境ノイズレベル以下となること,また,その位置にて短波放送の受信状態を確認した結果,高速PLCによる混信は見られず,短波放送への影響は実用上無いことなどが分かった。
- 2004-09-24
著者
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前川 浩二
ラインコム株式会社
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稲田 勉
株式会社松下電工解析センター
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前川 浩二
関西電力株式会社
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稲田 勉
松下電工株式会社品質R&Dセンター
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岡田 幸夫
松下電工
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中山 直哉
ラインコム株式会社
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山本 心司
ラインコム株式会社
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岡田 幸夫
松下電工株式会社
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