ヒープポンプの理論式とその最適化検討(集積エレクトロニクス)
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概要
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ヒープポンプとはブースト回路の一種で,低い電源電圧に対して高いブースト電圧を発生できる.ヒープポンプの特徴は,あらかじめV_<CC>に充電したポンプアップ容量を直列接続することで高電圧を得ることである.筆者らはポンプアップ容量の寄生容量に注目することで,ヒープポンプの理論式の導出に成功した.本論文では,まず,ヒープポンプの論理式を2段の場合,3段の場合,N段の場合のそれぞれについて導出した.次に,この論理式の有効性をシミュレーション結果との比較で確認した.最後に,この理論式を用いてヒープポンプの最適化を検討した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-08-01