漏れインダクタンスを利用したHIDランプ用一石共振形安定器の検討

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概要

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近年、HIDランプは、高演色、省電力、そして長寿命などの特徴を持ち、白熱灯に代わるランプとして様々な分野での利用が期待されている。また、HIDランプのコンパクト化や低ワット化が進むにつれ、安定器の小型化、低損失化が求められている。そこで、トランスの漏れインダクタンスを利用した一石共振形インバータを用いた安定器を検討した。150Wの小型メタルハライドランプを対象とし、動作原理、制御方法、トランスの構成、実験波形、始動実験結果、トランスのレギュレーション特性を示した。音響的共鳴現象と呼ばれる不安定現象を起こすことなく、安定的な高周波点灯が可能なことを確認した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-05-26

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