整流器出力容量拡大の一手法
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概要
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近年,スイッチング電源における小型・軽量,高効率を実現するのに有効な方式として共振形コンバータが提案され,直列共振コンバータ方式が通信用電源として実用化されている。一方,保守性,増設性,経済性の観点から電源ユニットの出力容量の拡大がさらに求められている。本稿では,電流容量の増加を実現するためにスイッチング素子(IGBT)を並列接続する場合の問題点である電流不平衡に対し,共振回路を構成する部品の組み合わせによる有効な手段を開発し,良好な結果が得られたので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-09