フライバックトランスの交流抵抗損失
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概要
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フォワード方式などのオンーオン形のコンバータに用いるトランスの交流抵抗損失については多くの研究が行われてきた。これを拡張しフライバックトランスの交流抵抗損失を求めるための計算方法を検討した。通常の同心円巻きトランスに加えて、コアギャップ中の磁界と平行・垂直な2方向の磁界を巻線内で考慮することで分割巻きトランスについても検討した。特徴は、1)フライバック電流波形で矩形波分に加え三角波分もフーリエ級数展開し各高調波成分による損失の和をもとめたこと、2)巻線導体中の2次元電流密度分布をもとめたこと、である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-09