リチウムイオン二次電池について : 電池特性と安全性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
負極に炭素材料、正極にリチウム・コバルト複合酸化物を用いたリチウムイオン二次電池は、高い作動電圧、エネルギー密度が得られ、且つサイクル寿命や安全性に優れた電池システムとして、最近盛んに研究が行われるようになってきた。我々はこのリチウムイオン二次電池を携帯電話用電源、カメラ一体型VTR用電源として商品化している。今回は、新しい炭素材料、正極材料の採用により安全性を損なうことなく、各種電池特性をさらに向上させることができたので、主な特性(充電特性、放電特性、温度特性、負荷特性、サイクル特性、安全性)および今後の開発動向について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-07-22