通信用電源装置の耐震性の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
通信用電源装置の耐震性能は、構造上の重要な項目である。このため、開発、設計段階において、必要とされる耐震性能があるかどうかを判断する必要がある。この点、コンピュータを用いた有限要素法(FEM)による振動解析は、開発、設計段階で精度良く振動解析を行うための有効な手段と考えられる。本稿では、FEMにより通信用電源装置の適切な有限要素モデルを作成することにより、1次の固有振動数と応答加速度をシミュレーションできることを示し、通信用電源装置の振動解析にFEMによるシミュレーションが有効であることを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-07-26