CPM2000-34 金微粒子の局在表面プラズモンを利用したバイオセンサ
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概要
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標識を必要としない生体分子検出方法が注目されつつあるなか、金微粒子の光学特性を利用した光学型バイオセンサの開発に取り組んでいる。金微粒子を調製する方法として、サイズが揃った粒径55nmから152nmのポリスチレン微粒子を基板上に高密度に一層吸着させ、金を5nmから40nm蒸着する方法を採用した。反射光に対して可視光領域で吸光度が2以上と顕著な吸収を示す試料が得られた。金微粒子表面でオクタデカンチオール分子の自己組織化、もしくはビオチン・アビジン蛋白の特異的結合に伴い吸収ピーク波長が10nm以上シフトすることが判明した。
- 2000-06-16