重畳符号の誤り訂正能力に関する一考察
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概要
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重畳符号は, 複数の符号を用いて構成される縦続符号の一つであり, その構造から高い符号化率を有し, 最良符号が存在するなど高い誤り訂正能力を持つ符号であることが知られている.本稿では, 縦続符号が符号の最小距離で保証しない誤り訂正能力を多分に有していることにもとづき, 重畳符号のt+1重誤り訂正能力を実際に符号を構成し, 調べる.次に, 代数的復号法を用いてt+1重誤りを訂正する復号アルゴリズムを提案し, 提案アルゴリズムの有効性について, 評価および考察を行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-07-20
著者
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