大量遺伝情報解析から見た生命の起源と進化
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概要
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ほとんどすべての生物の遺伝的情報は,DNAという生体高分子によってコードされている。DNAは,A,T,G,Cというわずか4種類の英字で表されるような記号列とみなされるような塩基の重合体である。このDNAの記号情報が複製され次世代に伝えられることからDNAを遺伝情報の本体という。DNAの複製時に記号情報上にエラーが生じるが,これが突然変異である。この突然変異の蓄積,つまり記号情報上のエラーの蓄積によって,生物の進化が起こる。ここでは,DNAデータベース等の大量遺伝情報の解析から,生命の起源と進化を議論する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-12-06
著者
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