基準信号を用いた配電線大地帰路回路スペクトル拡散通信
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概要
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筆者らは、スペクトル拡散通信を用いた低圧配電線大地帰路での高速データ通信の可能性について研究している。大地帰路回路は、線間回路に比較して伝送特性の変動が小さいという特性を有するが、高周波領域の信号伝達率がほぼ一様に減衰し、従来のスペクトル拡散通信を用いると、同期の維持が伝送距離が長くなるにつれて困難になってくる。私たちは、配電線大地帰路回路の特性を活用した同期方法を考案し、その動作をシミュレーションにより確認した。本論文では、その同期方式を実回路を用いて確認し、更に、この同期方式に適したデータ伝送の方式について検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-12-16
著者
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阪上 賢一
松下電器(株)
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小泉 覚
東京電力システム研究所
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阪上 賢一
松下電器産業
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小泉 覚
東京電力(株)システム研究所
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遠藤 剛
東京電力(株)システム研究所
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奈良 嘉和
松下電器(株)
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遠藤 剛
東京電力
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