信頼性技術今後の課題
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概要
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信頼性技術は戰後アメリカから導入されたものを基礎としているが,日本製品の信頼性は,アメリカの製品を追い越してしまったものが多い。また,現状でも同様な技術分野で努力されている。しかし,単体部品の信頼性の向上は、ある意味で限界に近ずいているように見える。ここで,桁違いに良好な信頼性を獲得するためには新しい分野の信頼性技術が要求されているように思われる。IEEEのReliability Soc.でも同様な話題がでているので,それを紹介しながら,日本として今後努力すべき信頼性の技術分野について私見を述べさせて戴いた。予測技術,保管信頼性,システム技術,人間工学的インターフェース,非再現不良対策など,殘された問題は困難な課題が多いが,そのような分野での努力が必要と思われる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-09-17