フロー特性を考慮した最長一致検索アルゴリズムの性能予測

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概要

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近年、IPルータのパケット転送能力を改善するために、多くのアドレス検索手法が提案されている。しかし、それらの性能予測に関しては、実トラヒックの特性に関して十分な分析がなされていないため、非常に限られた条件下の性能のみが示されている。ルータ、特にフロー特性による影響をうけやすいレイヤ3やレイヤ4のスイッチの場合、現実的な性能を予測するためには、実際のトラヒックについてより考慮する必要がある。そこで本稿では、インターネットトラヒックの統計的分析を基にした最長一致検索アルゴリズムの性能予測手法を提案する。そして、この手法を既存の最長一致検索アルゴリズムの性能評価に適用し、シミュレーションを行うことによって、正確な性能予測が可能であることを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-10-12

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