VoIP品質上の諸問題
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概要
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VoIP(Voice over Internet Protocol)における音声品質に関するいくつかの問題について、従来の電話品質に対する検討状況と対比させて考察を行った。まず、品質劣化要因として、低ビットレート符号化歪、パケット損や遅延揺らぎ吸収バッファでのアンダーフローによるパケット消失、遅延、エコーを取上げ、これらの要因に対する品質評価精度を向上させる観点から品質評価条件を考察した。次に、ネットワークの品質設計・管理に資する観点から、品質規定のための標準接続系・品質評価尺度、および、品質推定のための方法について考察した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-11-14