ATMリング網における切替方式の検討について

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概要

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近年のトラヒック需要増加およびネットワークサービスの多種多様化により、バックボーンネットは超高速かつ高信頼でトラヒック需要変化に柔軟に対応することが要求される。ATMリング網は、ATMによる多種多様なサービスの一元的処理による収容効率の高さと、網トポロジーによる伝送路コストの低さから、経済性の高いトランスポート網構築を可能にする。本論文では、ATMリング網において、予備パスの経路長が短いほど、パス収容効率が高くなることに着目し、予備パスの経路長が最短となるVP切替方式を提案する。また、最大必要リンク容量、必要リンクVPI数、VP設定 (ペア情報データ数)、パスの生き残り確率の評価項目において従来のATMリング網におけるVP切替方式との比較検討を行い、提案するVP切替方式が優れることを明らかにした。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-04-20

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