自律分散ネットワークにおける資源割当てモデル
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概要
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現在のネットワーク資源の割当てメカニズムは、インターネットのような自律的サブネットワークからなるネットワーク全体を統制するには十分でなく、少数のユーザーによって資源が過度に使用され、混雑現象や甚だしい不効率と不公平が生じる。これらを防ぐために、各エージェントが利己的に判断してサービスを受ける競争市場に似た経済モデルを導入することが提案されている。本論文では、このような市場原理に基づく資源割当てモデルを概観し、主要なモデルの問題点の分析と望ましい資源割当て方式の方向を探る。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-06-18