VPNを利用するサーバホスティングにおけるアドレス重複の回避
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概要
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プライベートアドレスを用いたネットワーク同士をVPNで接続する際には、アドレスの重複問題が発生する。この問題の解決のためには、従来、複雑な設定が必要であったが、VEやSOHOなどで小規模なエクストラネットを構築している場合には、この設定の負担を負えなくなるケースが発生する。本論文では、このような小規模エクストラネット環境のために、VPNを使ったサーバホスティングサービスの利用モデルを確立し、そのモデルの中で、アドレス重複問題を、クライアント側の負担が軽くすむ様に解決する方法を提案する。この方法の特長としては、(1)クライアント側では特別な知識なしに容易にVPNを構築できる、(2)クライアントは普段使用しているイントラネット内のサーバと、センタ内のサーバに同時に接続できる、(3)クライアントの数の増加に対するスケーラビリティがある、などがある。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-02-15
著者
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