ATM網におけるIP高速通信の一実現方式
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概要
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現在、標準化が進んでいるATM上のIP通信方式は、MPOAをはじめ、IPアドレスからATMアドレスの解決方式として、アドレスサーバによるクライアントサーバ方式を基本としている。この方式は、小規模ネットワークにおいても、アドレスサーバの設置が必要であり、コトス面の問題を持ち、また、大規模ネットワークにおいて、集中設置したアドレスサーバの障害が全ネットワークのダウンという深刻な事態をまねくおそれがある。このため、本論文では、ATM上のIP通信について、アドレスサーバに依らないピアモデルによる通信方式として、IPコールバック方式を提案し、この分野での技術的な議論を期待する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-05-16
著者
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