多視点画像からの3次元物体の合成
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概要
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本研究は、全周型多視点画像から一枚のテキスチャ画像と一枚の形状画像を合成して3次元物体を表現することを目指している。本研究における検討項目は以下の2つである。(1)エピポーラ平面画像の特徴を考慮した、重力を持つSnakesモデルを導入し、より安定かつ正確な輪郭線抽出を行う。(2)動き推定を行うことにより、多視点画像から高品質のテキスチャを合成する。3次元物体を一枚のテキスチャ画像と一枚の形状画像で表現することにより、画像圧縮、任意視点の画像の補間などが容易に行われ、実物を取り込む3次元CG制作へも応用できる。実験より提案したアルゴリズムの有効性を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-04-13