自己診断ソフトウェアによるフォールトトレラント並列分散システム構成に関する一考察
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概要
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ハードウェアのみならず, ソフトウェアのフォールトにも耐えるフォールトトレラントシステムを, 自己診断ソフトウェアをもとに構築する方法を述べる. ふたつのソフトウェアバリアントを持ちバリアントの演算結果を比較するセルフチェッキングコンポーネントSCC-Cと, ひとつのソフトウェアバリアントのみをもち, その演算結果の受入れテストを行うSCC-Aを取り上げる. このSCCをビルディングブロック構成で積み上げ, 並列分散システムのフォールトトレランスを実現する. このビルディングブロックのかなめとして, バリアントドライバとSCCドライバを提案し, これらをオブジェクト指向プログラミングのクラスとして実現する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-08-03
著者
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