分散形プロセス制御システムのフォールトトレランス
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概要
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分散形プロセス制御システム(DCS)はプラント制御の中核として, 制御の高度化やシステムの大規模化が進められる中, 益々, 信頼性に対する要求が厳しいものとなっている. 特に, 制御ステーションでは, 従来に増して高度なフォールトトレラント技術を求められている. このフォールトトレラント技術の要件は, 冗長性と高い誤り検出率である.これらをハードウェアおよびソフトウェアの構造として実現し, 可用性の高いシステムとしている. 本稿では, 実際の二重化フィールド制御ステーションを例に取り, 価格対性能比の優れたフォールトトレラント技術を紹介する. さらに, 障害発生においても制御動作の継続実行を実現した新しいソフトウェアの構造についても説明する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-06-13
著者
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井上 賢一
横河電機
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小宮 浩義
横河電機株式会社システム事業部制御システムセンター
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赤井 創
横河電機株式会社システム事業部制御システムセンター
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松田 年彦
横河電機株式会社システム事業部制御システムセンター
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井上 賢一
横河電機株式会社システム事業部制御システムセンター
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東 龍巳
横河電機株式会社システム事業部制御システムセンター
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近藤 毅
横河電機株式会社システム事業部制御システムセンター
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西田 純
横河電機株式会社システム事業部制御システムセンター
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西田 純
横河電機
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小宮 浩義
横河電機
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松田 年彦
横河電機株式会社
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赤井 創
横河電機株式会社
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