符号チャネルを用いるDSSS無線LANシステムのマルチセル環境下におけるスループットの理論検討

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
高速データ伝送の実現は次世代無線LANシステムの検討において最も重要な課題となっている。一方、マルチセル環境においてセル間の干渉を軽減しシステムキャパシティを向上させるためには、チャネル数が多く取れることが非常に重要である。システムに与えられる周波数帯域は限られているため周波数チャネルの数には限りがある。DSSS無線LANシステムにおいては、符号チャネルによってシステムのチャネル数を飛躍的に増大させることができる。本報告においては、符号チャネルを用いるDSSS無線LANシステムの、マルチセル環境下におけるスループットの理論式を導出し特性を評価した。その結果、符号チャネルを使用することでスループットを向上させることができることが示された。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-01-21

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク