OFDM用フレーム同期方式の提案

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概要

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OFDM用のフレーム同期に関して提案する方式では、ガードインターバル中の信号とシンボル後方の信号との強い相関性と、フレームの先頭に位置するシンボルに対してのみサブキャリア間隔の半分の周波数シフトを施すことによって、フレームの先頭では、その他のシンボルに対して逆相となる相関ピークが得られる。この逆相の相関ピークを際だたせるために、マッチドフィルタ処理を施した後、ピークを閾値判定することによってフレーム先頭を検出し、フレーム同期を確立する。計算機シミュレーションに基づく定量的評価として、提案方式が熱雑音環境下や周波数選択性フェージング環境下において、良好なフレーム同期特性を示すことを明らかにする。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-10-19

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