衛星回線のチャネル割当を目的とした固定帯域における映像伝送に関する検討
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概要
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動画像は情報量が多いため、符号化の際には冗長性などを利用したさまざまな情報圧縮が行われる。そのため画質を一定に保つ場合、時間毎に発生する情報量が大きく変化する。衛星通信では映像情報を固定帯域で伝送すると考えられるが、その際ピークの帯域を割り当てると帯域の利用効率が悪化できる。しかし、ある程度の遅延や画質の変化を許容すると伝送帯域を狭くし利用効率を改善することができる。そこで、映像符号化方式としてMPEG2^(1)>を対象としてこれを一定の帯域で伝送するための制御方式を検討する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-10-29