DSPを用いた移動体衛星通信用ベースバンド処理
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概要
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陸上移動体衛星通信の実用化が進んでいる現在,移動端末の低価格化,小型化のためには復調, べースバンド処理などの集積化が必要である. 本報告では, DSPを用いて実現した移動体衛星通信用のべースバンド処理方式について述べる. 本ベースバンド処理部においては, 送受信のタイミングを調整しつつほとんどの処理を無線回線フレーム単位でまとめて実行するように構成されている. この構成により, 最大8MIPS強の小さな負荷で実現することができた. 本報告で述べたベースバンド処理方式は, 北米移動体衛星通信システム用の移動端朱において, 復調部と統合して1チップのDSPで実現されている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-10-18
著者
-
長島 康之
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
-
川端 孝史
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
森谷 陽一
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
川端 孝史
三菱電機
-
土井 正幸
三菱電機株式会社通信機製作所
-
東海林 隆則
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
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森谷 陽一
通信機製作所三菱電機株式会社
-
藤野 忠
通信機製作所三菱電機株式会社 通信機製作所
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