高度情報社会における聴覚障害者の学校教育・訓練のあり方 : 社会人として職場で能力を発揮するために
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概要
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現在、グローバル化による高度情報社会の到来を迎えて、企業再構築が進展している。企業現場においても仕事の進め方に変化が生じており、情報通信技術の向上に伴って社員一人一人がコンピュータを駆使し、権限委譲により意思決定もスピード化し、自己の能力を最大限に発揮さえすれば、十分に評価され得る時代になった。この激しい変化の時代にあわせて、学校教育・訓練のあり方も現状見直しが迫られている。本稿では、聴覚障害者の企業での就労状況と問題点を通してその原因を分析すると共に、聴覚障害者が自己の能力を十分発揮するためには、学校及び企業においてどんな教育が望ましいのかを、生涯教育の視点も含めて考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-01-21