コンピュータシミュレーションの活用に関する研究 : 中学校数学科の空間図形「立法体の切断」を通して
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概要
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授業における内発的動機づけで第一にあげられているのが,知的好奇心の喚起である。知的好奇心を喚起する一つの方法として,生徒が何をどのように学習したらよいかが自分で選べる自由がある点,「自己選択の自由」がある。そこで,コンピュータシミュレーションの活用方法として,「自己選択の自由」という環境で,自由に発見的に探求させることが,学習意欲,知的好奇心が保たれ内発的動機づけが高まり,学習効果があると考える。本研究では,コンピュータシミュレーションの活用が,学習効果と内発的動機づけにどのような影響を及ぼすかを,数学学力,数学に対する態度という観点から分析しようとするものである。
- 1995-09-22