ある無限列が表現する実数の集合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
0および1からなる無限列の集合Xによって表現される実数の集合、μ(X)について考察する。つまり無限列を2進小数とみなして、Xによって定まる{x|0≦x≦1}の部分集合に着目する。まず,プレフィックスフリー集合Lに対して,μ(Lω)=[0,1],すなわちLが集合{x|0≦x≦1}全体を表現するための必要十分条件、および符号Lに対して、μ(Lω)=[0,1]であるための必要十分条件を求める。さらにプレフィックスフリー集合LおよびKに対して,μ(LKω)=[0,1]であるための必要十分条件を示す。LおよびKは,極大(maximal)集合であることが示される。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-27
著者
関連論文
- Some families of codes under the pure codes and the bifix codes (Algebras, Languages, Algorithms in Algebraic Systems and Computations)
- Literal shuffle on $\omega$-languages(Semigroups, Formal Languages and Computer Systems)
- 診断結果を論理式で表現した故障診断システム(研究速報)
- d-primitive words and D(1)-concatenated words (Algorithmic and Computational Theory in Algebra and Languages)
- 論理式を用いた故障診断システムについて
- 無向グラフの隣接次数表と最小サイクル表 : 位数制限グラフの同型性
- 隣接次数表による無向グラフが同型であるための十分条件
- 符号のSyntactic congruence
- 非サイクル有向グラフの極大パス被覆を求めるアルゴリズム
- Membership of words in Codes
- Syntactic Congruences of some Codes (Algebraic Systems, Formal Languages and Computations)
- Closure property of Some Codes under Composition (Languages, Algebra and Computer Systems)
- 符号の合成について
- 上昇型プッシュダウン木オートマトンと文脈自由木文法
- ある無限列が表現する実数の集合
- Morphism preserving some kinds of languages (Algebras, Languages, Algorithms and Computations)