多対撚線の磁界特性
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概要
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電磁遮蔽のため、平衡対線を撚ることが行なわれる。この遮蔽効果は、対線に電流を流したとき、どれだけの磁束が発生するかで評価される。1、2、3、4、6本の撚線、すなわち5種類のケーブルについての発生磁界の大きさを求める。それによって、各撚線の電磁遮蔽効果を評価できる。ここに1本撚線とは対線を構成する撚った状態での1本線のことである。複数本の場合、この組み合わせで磁界を計算できる。3本撚線とは、産業界で広く用いられているが、そのうちの1本はアースとして用いられる。構成心線の数が増加することにより遮蔽効果の大きくなることが示される。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-06-17
著者
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