ノイズ印加誘導装置によるプリント基板のノイズ耐量評価法
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概要
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マイコン搭載製品のノイズ耐量評価は開発行程の最終段階で行われ, 不具合の発生した場合には対策期間を要すという課題があった。実装プリント基板単体でノイズ耐量評価が可能な面状と線状, および微小ループアンテナを使用したノイズ印加誘導装置の試作を行い, これら3つのノイズ印加装置からプリント基板にノイズを印加し, 誘導によるノイズ耐量評価結果をまとめた。ノイズ耐量は障害発生電圧の高低で評価を行い, 1)面状ノイズ印加誘導装置にて30〜35%, 2)線状ノイズ印加誘導装置にて30〜40%, 3)微小ループアンテナにて15%と, 微笑ループアンテナが最も低い電圧で誤動作した。2)と3)はノイズに弱いパターンや電子部品を推定可能であり、イミュニティ評価に有効であることが分かった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-20
著者
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