円形パッチマイクロストリップアンテナを利用した電磁界センサの開発
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概要
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各種電気電子機器に関するEMC規制への適合は各企業にとって必須の条件となっている。しかしその対応のためには、電波暗室や高価な測定設備での測定が必要であり、また機器の複雑化等により、開発期間とそれに係る経費の増大等ますます困難な状況に直面している。このため本研究では、企業内の通常の研究室内でも容易に利用できる電磁界センサとして、円形パッチマイクロストリップアンテナを利用した電磁界センサを開発した。本センサは、指向性が高く、広帯域特性を有するものとなるため、機器近傍の電磁界を測定でき、問題となるノイズの発生個所を特定するために利用できる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-11-27
著者
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