ツイストペアー線の不要電磁波放射簡易試験方法の検討

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
近年比較的高速なデータ信号を伝送するようになったツイストペアー線の不要放射特性を測定するため、広さ約1万平方メートルの野球場に約90メートルの長さで架空し測定した結果について、前回報告した。今回はそのときの結果をもとに、電波暗室で簡易的な3m法の等価試験を行う方法について検討した。測定場所のサイトアッテネーション特性による補正係数と供試ケーブルの架空条件の差による補正係数とにより、電波暗室の測定値からの換算によってオープンフィールドサイトでの値を推定することを可能にした。さらに著者らは電磁波放射量が測定系のCMRRに大きく依存することに着目し、測定系の平衡度に対する補正係数をさらに導入することによって、ケーブル単体を評価する方法を提案した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1993-04-23

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク