周期構造導波路導入によるジャイロトロン発振の単一モード化
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概要
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核融合プラズマの追加熱の手法である電子サイクロトロン共鳴加熱は、大電力のミリ波をプラズマに照射して加熱する方式である。その高出力ミリ波の発生装置であるジャイロトロンでの発振において出力を高めるためには、キャビティ半径を大きくする必要があり、その結果多数の競合モードが生じ共鳴による加熱の効率は悪くなる。そこで不要モードを抑え単一モードによる発振を実現するために、分布反射型レーザのように導波管の壁面に周期的な変化をつけることでブラッグ条件を満たすモードだけを反射させ共振させることを考えた。解析のモデルとして、円筒導波管や同軸線路を考えた。また発振電磁界は140GHzの周波数で動作させるものとして数値計算を行なった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-18
著者
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