超音波による3次元画像化装置
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概要
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高速増殖炉(FBR)は、原子炉容器内が光学的に不透明な金属Naで満たされており、炉内の検査を行うため、Na中を目視化する技術が必要とされている。今回、高速・高解像度の3次元画像を得るため、超音波による画像化装置の要素開発を行った。試作機は、高速化を考慮し、多数のトランスデューサを配列する方式とし、得られた超音波信号はDSPを用いた高速並列処理ボードにて時間相関処理を行うことによりS,Nの向上を図り、開口合成処理による3次元画像化をワークステーション上で行うもので、各要素単位の試験では良好な特性を得ている。今後は、水中画像化試験にてシステム全体の性能確認を行い、その結果を踏まえ、さらなる高度化を目指していく必要がある。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-26
著者
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長井 敏
株式会社 東芝
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鈴木 健彦
株式会社 東芝
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唐沢 博一
Advanced Energy Design & Engineering Dept. Toshiba Co.
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唐沢 博一
東芝動力炉開発部
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鈴木 健彦
東芝研究開発センター
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長井 敏
東芝重電技術研究所
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丸山 富美
東芝動力炉開発部
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佐藤 増雄
東芝動力炉開発部
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猪口 正幸
日本電子システムテクノロジー技術部
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宍戸 俊文
日本電子システムテクノロジー技術部
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佐藤 増雄
東芝
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