2次元RFエコーの実時間取り込みによる生体不均一組織歪断層法の解析 : 確率過程における1ビット相関法の導入
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
不均一な生体軟部組織で応力に対する反応を超音波を用いて表示できれば、臨床における触診の可視化法として新しい超音波画像診断法となる。本論文では、組織変位分布の同時性が保証できるような汎用の超音波Bモード断層装置からの2次元RFエコー信号を連続して実時間計測できる取り込みシステムの導入と、さらに2時相間の組織変位を求めるために2次元確率過程となる複素エコー振幅間の相関処理に対して、精度の向上とハードウェア化を指向して計算速度の飛躍的向上が期待できる2次元1ビット相関法によるアルゴリズム改良の効果を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-19
著者
関連論文
- 2次元距離可変逆フィルタによるIVUS画像高分解能化の試み
- OG2 溶融石英棒をパルス圧縮フィルタおよび超音波センサーとして用いる高S/N点検出計測法(非破壊評価)
- PG10 超音波伝送線路励振法による高インピーダンス媒質内欠陥検出法(ポスターセッション1)
- PD11 溶融石英棒を伝送媒体として用いる高インピーダンス媒質内収束法 : 超音波伝送路励振法(ポスターセッション1-概要講演・展示)
- 2次元逆フィルタによる血管内超音波画像高分解能化の試み
- 2次元RFエコーの実時間取り込みによる生体不均一組織歪断層法の解析 : 確率過程における1ビット相関法の導入