力係数を用いた弾性表面波すだれ状変換器の電気音響変換の基本式と等価回路
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概要
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W.R.Smithらの提唱したcrossed field model並びにこれらをさらに発展させた児島の方式について、その弾性表面波変換器(SAW-IDT)の電気音響変換に力係数を用いる方法を提案し、変換の基本式を導いた。解析は固有値による共振角周波数と映像パラメータ法を用いた。力係数を導入したことにより、N対のIDTの電気音響変換の理解が容易になり、またこれにより簡単な等価回路が得られたのでIDTを用いたSAWデバイスの考察、設計にも好都合となった。さらにIDTの放射アドミタンスの特異性については、力係数の周波数特性の特殊性に基くものであることを明らかにした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-05-20
著者
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