内浦湾における海洋データ調査 : 海上試験技術の発展と湾の環境調査
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概要
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奥駿河に位置する内浦湾は年間を通じて穏やかな海域であり、しかも40m以上の深さの海域が陸に極めて近く、試験海面までのアプローチが容易なことから、戦中から現在までほぼ60年近くに亘って水中音響機器の各種評価が行われてきた。本報では、この海域で実施された海上試験技術の発展状況をほぼ年代順に紹介する。さらに、海洋データ調査の一環として長期観測している、水温・溶存酸素(DO)・PHの推移を報告する。日本列島および近海で発生した地震の音響による観測結果も合わせて紹介する。
- 1997-08-29